男性ホルモンが及ぼす影響
男性ホルモンが体に影響を及ぼすようになると、頭髪がハゲたり、薄毛化が起こるということがよく言われます。でもこれはまだ十分解明されていないことなんですね。
なぜなら、男性の頭髪以外の部分に生える体毛であるひげや胸毛、腕毛、すね毛などの毛は、男性ホルモンの分泌量が増えると”濃くなる”ことがデータにより証明されています。しかし、頭髪だけはその逆の傾向、つまり男性ホルモンの分泌量が増えると”薄くなる”方が多いという事実はありますが、なぜそうなるのかは解明されていないんですね。
男性ホルモンが体毛に及ぼす影響以外には、ニキビなどをあげることが出来ます。大人になってから出来るニキビはあごやフェイスラインに出来やすいと感じませんか?つまり、男性のひげが生えてくる箇所に大人になってからのニキビはできやすいのです。実際に大人ニキビで悩んでいる女性の約4割の方が血液中の男性ホルモンの数値が高めであるというデータがあります。
他にも男性ホルモンの基本的な働きや影響として、男性らしい肉体へ発達を促すということがあげられます。男性は成人に近づくと、筋肉がガッシリとつき体格も男性らしくなりますが、この変化は男性ホルモンの影響といえます。また男性ホルモンには男らしい考え方、男性的な攻撃性など、精神の発達を促す働きもしています。
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男性ホルモンを減らす方法
男性ホルモンを減らすには、大きく分けて
・男性ホルモンの分泌を促進する行為などをセーブすること、
・男性ホルモンを抑制する働きのある女性ホルモンを増やすこと、があげられます。
男性ホルモンの分泌を促進する行為などをセーブする
セックスやマスターベーション、またそれに関わる妄想をセーブすることは男性ホルモンの分泌を抑制するのに効果があります。自慰行為やそれに関わる妄想は、やはり性的な興奮を高めますが、こうした行為はやはり男性ホルモンを分泌する働きがある行為だからです。
さらに生活リズムで気をつけることが出来ることがあります。それは男性ホルモンは深夜にかけて分泌される量が増えるのでその時間に就寝しているならセーブされる効果があります。つまり早寝が良いということですね。
また医学的なデータは完全ではありませんが、食べ物で男性ホルモンを抑制することが出来るという意見も聞かれます。例えば、豆類全般にはイソフラボンという成分が多く、男性ホルモンの分泌を抑制する働きがあります。普段から定期的に摂取するなら、納豆や豆腐などがいいかもしれません。また苦手な方もいらっしゃるかもしれませんが、豆乳は飲み物ですし男性ホルモンの分泌を抑制する働きが優れているという報告もあります。さらに緑茶なら毎日飲み続けやすいかもしれませんが、これも男性ホルモンの分泌を低減させる働きがあると言われています。
さらに、男性ホルモンを薬で抑えたいと思うようでしたら、アンチアンドロゲンという抗男性ホルモン剤があります。これは男性ホルモンを抑える薬です。でも医師の処方が必要です。
男性ホルモンを抑制する女性ホルモンを増やす
男性ホルモンを減らすもう1つの方法は女性ホルモンを増やすことです。食べ物で摂取するなら、上記でも書きましたが豆腐などの豆類全般には大豆イソフラボンが含まれていて女性ホルモンを助ける働きをします。自然食以外ではサプリメントなどで摂取することもお勧めです。プエラリアやガウクルアを含んでいるサプリメントをお試しになってみるのはどうでしょうか。
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