プロパンガスは公共料金ではない
プロパンガスに関するトリビアを最初に。。。じつは都市ガスと違いプロパンガスは【公共料金】ではないのです。へぇ〜、へぇ〜、へぇ〜。魚屋で売っているアジや、花屋で売っているひまわりなどと同じで、プロパンガス業者が販売している一つの商品ですから、公共料金のように決まった基本料金があるわけではなく、各地域やガス会社によって料金は定められています。どこの家庭でも必要なもので同じ商品なので、本来ならばもっと価格競争がおこなわれて、プロパンガスの「基本料金」や「使用料の単価」が安くなってもいいはずなのですよ。
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プロパンガス業界の闇
ガスという、私たちの生活インフラに直結した公共性の高い商品を扱っているゆえ、どうしても消費者は業者の言いなりになってしまいやすい傾向があります。これこそ現在のプロパンガス業界の現状で、こういった古い業界は共通していますが、閉鎖的で市場の競争が起きにくい環境になってしまっていて、それを指摘する小さな業者はいますが、潰されてゆく傾向があるようです。でも現在のIT社会ですから、今ごらんになっているサイトのようにインターネットなどを利用して、自分の住む地域や、日本中のプロパンガスの基本料金や単価の相場、はては自分が使っている業者が平均より安いのか高いのか比べることがしやすい時代になっています。プロパンガス料金の現状や、料金適正化への情報を多くのユーザーが知り、声を上げることから業界が変化してゆくことにつながるかもしれません。
プロパンガス基本料金の平均値
インターネットを利用して関東地方のプロパンガスの基本料金の平均値を計算してみますと、家庭用の(業務用とは異なります。)プロパンガスの基本料金は約1,650円でした。さらに全国的にもう少し範囲を広げて抽出してみますと安い地域や店舗で1,500円くらいからのところもありました。一方、1,900円弱くらいの地域もありますね。皆さんが契約されているプロパンガス会社はどれくらいの基本料金になっていますか?
プロパンガス使用量の単価平均値
インターネットを利用して今度は関東地方のプロパンガスの使用量の単価の平均値を計算してみました。家庭用の(業務用とは異なります。)プロパンガスの単価は約385円でした。こちらも全国的にもう少し範囲を広げて抽出してみますと、かなり安い地域や店舗では、250円という格安のと業者も見つけました。が、一般的には、290円くらいから390円くらいの範囲が多いですね。皆さんが契約されているプロパンガス会社はどれくらいの基本料金になっていますか?基本料金は安め、でも単価は高めという会社もありますね。
ガス料金の算出方法は、基本料金+(ガス使用量×ガス単価)です。例えば、4人家族くらいでなら、一般的なプロパンガス使用量は20〜30立方メートルほどです。もしも25立方メートル使用するとしたら、プロパンガス料金は、基本料1650円+(使用量25立方メートル×単価385円)=11,275円となります。実際には端数は切り捨てて計算してもらえる会社が多いです。
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