プロパンガスの単価に違いがあるのはなぜ?
プロパン単価に違いがあるのは、プロパンガスは公共料金ではなく、それぞれの事業者が卸から流通業者を経て購入する商品だからです。プロパンガスは電気や水道、またよく比較される都市ガスとは違い、自由価格制で取引されることになっています。さらにプロパンガスの料金の単価は事業者によってもかなり違いがあります。いろいろ調べてみますとプロパンガスの価格は卸ではなく販売店の価格で見てみますと、3割近くの料金差がありました。しかも同じ販売店であっても住宅の種類や家族構成などの要素によって料金が必ずしも固定されているわけではないという事実もあります。ですから、一般の商品と同じように、価格やサービスを比べて顧客側の判断で自由に事業者を選ぶことが賢い選択といえるでしょう。
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プロパンガスの料金は都市ガスに比べて高くない?
確かに都市ガスと比べますとプロパンガスは割高になっています。それは上記で述べたように公共料金ではないので自由価格制となっていますし、何よりLPガスの輸入元から消費者のもとに配送されるまでに、卸問屋、中問屋、販売店を経るという一般小売商品と同じような流通コストがかかってしまうためです。しかし、都市ガスとプロパンガスは発生する熱量に大きな違いがあり、プロパンガスのほうが都市ガスより、熱量換算すると約1.5倍もパワーがあります。(ですから都市ガスが引かれている地域でも、高火力が求められる飲食店などではプロパンガスを使用していることをご存知でしょうか)ですからガスの単価だけでは同一で比較できないという側面があります。
プロパンガスの単価の相場、平均値
最も気になるところだと思われますが、皆さんがお住まいの地域のプロパンガスの単価は幾らくらいでしょうか? プロパンガスの単価は地域や時期によって大きく異なってきます。時期というのは、同じ輸入商品のガソリンが時期によって価格に変動があるように、LPGも輸入価格が市価にどうしても反映されてきます。ですから変動するものであることは覚えておきましょう
プロパンガス単価など相場がわかる秘密のサイト
あなたの住む地域のプロパンガスの平均値、相場はどれくらいでしょうか?では秘密のサイトをご紹介しましょう。それは、【財団法人日本エネルギー経済研究所】というサイトです。
→ http://oil-info.ieej.or.jp/price/price.html
このサイトが掲載している【家庭用LPガス市況調査速報】では毎月の各地方の平均価格が示されています。→ http://oil-info.ieej.or.jp/price/data/LPsokuho.pdf
これを見ますと、年度によってやはりかなり価格に差があったことがわかりますし、一番安い単価の関東地方と一番高い単価の北海道ではかなりプロパンガスの単価の価格差があることがわかりますよ。
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