オンコセラピーという名称
オンコセラピーサイエンスという会社名についている【オンコ】とは、アイヌ語で「櫟(いちい)の木」を指し、「神の木」という意味があるそうです。またラテン語では「腫瘍(癌)」の意味があるそうです。それで会社名には「科学的アプローチによるエビデンスに基づいた癌治療」という意味があるようです。オンコセラピー・サイエンス(株)HPより引用 http://www.oncotherapy.co.jp/
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オンコセラピーの目的
オンコセラピー・サイエンスは、東京大学医科学研究所の癌遺伝子に関係する研究データを基に、がん患者さんにとって、より副作用の少ないガン治療薬を開発すること、そして負担の少ないガン治療法を少しでも早くガン患者さんに届けること、そしてガンとの闘いに勝つことを目的とした大学発のベンチャー企業です。
東京大学医科学研究所のゲノム情報に基づいた副作用が少なくて革新的な抗癌剤の開発や、より高感度な血清診断マーカーの開発をすることで、癌患者さんの受ける負担を最大限に軽減することを目指しています。
抗がん剤の副作用
オンコセラピーでは、東京大学医科学研究所と共同開発で、副作用の少ない、また効果性の高い抗がん剤の開発を目指しているわけですが、なぜそのようなニーズがあるのでしょうか?
現在、使用されている抗がん剤の多くは副作用が大きいことで知られています。吐き気や嘔吐、また髪の毛が抜けるといった副作用は有名ですが女性にとっては髪が抜けるなんて辛いですよね。なぜそのような副作用が起こるかというと、じつは現在の抗がん剤は「癌細胞」だけでなく、どうしても「正常な細胞」にも強い毒性を示してしまうからなんです。そのため、大勢のがん患者さんがひどい副作用で苦しんでいる現状なのです。
オンコセラピーでは、この問題解決のために、がん細胞と正常臓器の遺伝子情報を基に、ガン細胞だけに効果が現われやすく、つまり結果として副作用が少ない治療薬の開発を目指して、研究しています。
腫瘍マーカー ガン治療薬
家族や親族にガン患者がいらしゃった経験のある方には、何度も耳にされたことのある言葉だと思いますが、腫瘍マーカーという癌の進行とともに増加する血液中の因子を抗体によって検出する検査があります。オンコセラピーでは、東京大学医科学研究所と共同で、腫瘍の遺伝子研究データから、癌診断用のマーカーとなる遺伝子を選びだすことを行なっています。それらの分子から、抗体医薬、低分子医薬、核酸医薬、またペプチドワクチンなどの医薬品開発に勤しみ、製薬会社と積極的に共同開発しています。
引用:オンコセラピー・サイエンス株式会社HP http://www.oncotherapy.co.jp/
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