胃がんのステージ
胃がんのステージとは、がんがどの程度胃壁の中に進行しているか、または他の臓器やリンパ節に転移しているかどうかを考慮して胃がんの進行度を表す言葉です。ステージは1〜4に分類されます。ステージ、つまり進行度によって、とられる治療方法がだいたい決まってきます。
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胃がんステージ4の生存率
胃がんが進行していることがわかると、一番気になるのは、やはり生存率だと思います。胃がんステージが4まで進行している場合、どの程度の生存率があるのでしょうか?幾つかの統計によって、多少の差がありますが、一般的に言われている「5年生存率」は、9%くらいと言われています。
胃がんステージ4の治療手術
胃がんの進行がステージ4まで進んでいるなら、医療機関でどのような治療や手術が行なわれて、胃ガンとたたかってゆくのでしょうか?
ステージWまで進行している場合、基本的にはまず、外科的手術を行なう前に、もともとガンが発生した部位や、転移した部位(リンパ節、その他臓器、腹膜などに転移している場合が多い)に【化学療法】を行って、出来るだけ病巣を小さくすることから始まるのが一般的です。
そして化学療法を行なった結果、治療による効果がどの程度か、体力面は手術に耐えられるものかなどを考慮して、可能なら外科的手術を行い、病巣を完全に摘出するという方法が一般的になっています。そして最近ではそこで終えることをせずに、手術後にもう一度念には念をいれて化学療法などによって追加の治療を行うという形で、胃がんのステージが4まで進行した場合は、治療、手術を行ない完治を目指します。
胃がん、メンタル面
「病は気から」という言葉がありますが、風邪などの一般的な病気よりも、胃がんなどが進行してステージ4などの病状の大病を患っておられる方こそ、このようなメンタル面で強いものを持っているかどうかで、その治癒力は大きく変わってきます。
ご本人に告知なさっておられるかどうかは分かりませんが、ガンを告知していなくても、いずれ周りの家族の会話を小耳に挟んだ時や、医師の治療法方をを見て気付くものです。そのような時こそ、家族の皆さんがショックを受けているご本人を励まし、「病気と闘う」という気持ちを持てるようにしてあげることこそ、精神面、また治癒力の効果という点で大きな助けになるに違いありません。
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